この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
仕事中に同僚から暴行を受け，怪我をしたところ，理不尽にも被害者である相談者が解雇されて困っているという相談でした。
解決への流れ
会社に対し，不当解雇であること，会社の不十分な監督により起きた事故であって会社に賠償責任があることを通知しました。また，提携をしている社会保険労務士の協力を得て，直ちに労災申請をいたしました。結果，会社は解雇を撤回して賠償金を支払い（ただし，本人の希望により復職はせず），労災給付設けることができました。
会社でトラブルがあった場合，会社で立場が弱い方が，不利な扱いを受けることが少なくありません。このケースも，暴行をしたか会社は，会社で幅を利かせており，発言力もあったため，一方的に相談者が悪いことになってしまいました。そのようなときこそ，発言力の有無・程度に関係なく公平な対応が可能な法律の出番です。このケースでは，弁護士が介入すると，相手は非を認め解雇を撤回し，賠償金を支払いました。また，提携している社会保険労務士委より，早期の労災申請・受給が可能となり，円滑な解決ができた事案です。