犯罪・刑事事件の解決事例
#面会交流

面会交流の回数が、子どもの考えのとおり、2月に1回となりました。

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丹羽 一裕 弁護士が解決
所属事務所にわ法律事務所
所在地大阪府 大阪市中央区

この事例の依頼主

30代 女性

相談前の状況

夫と離婚することになりました。子どもに会わせないつもりではないのですが、子どもは2か月に1回でいい、友達と遊んだり、習い事も一生懸命やりたいから、と私に言います。でも、夫の代理人は、まったく言い分を聞いてくれず、1月に1回が当然だと言っています。どうしたらよいのでしょうか。

解決への流れ

面会交流は、2月に1回となりました。子どもの希望のとおりになって、助かりました。

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丹羽 一裕 弁護士からのコメント

面会交流は、月1回とされることが多くあります。この件でも、夫も、夫の代理人も、子の意見を全く聞いてくれず調停となった事件です。残念ながら調停委員も乱暴に手続きを進めるタイプだったので、まずは、子どもの立場に立つ、子どもの手続代理人を付けるよう申し入れをしました。この申し入れは聞き入れてもらえませんでしたが、子どもの意見を聞く、裁判所の調査官を関与させることはできました。その結果、子どもの意見が明確に示され、夫もその代理人も納得せざるを得なくなりました。当たり前のことですが、面会交流で一番大事なのは、子の意思です。このことが無視され、淡々と「事務処理」のように進められそうになりましたが、それを防ぐことができました。