犯罪・刑事事件の解決事例

退職させてくれない会社に対する退職代行手続

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徳田 隆裕 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人金沢合同法律事務所
所在地石川県 金沢市

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

クライアントは,勤務先を退職したかったのですが,社長からは,1年も在職していないやつが何を言っている等と言われて,退職をさせてもらえませんでした。また,社長に退職のことを話すと,暴言や圧力をかけられてしまい,クライアントは社長と話すのも苦痛なくらい,恐怖で追い込まれていました。

解決への流れ

正社員の労働契約は,労働者側からはいつでも解約の申し入れができます。そして,解約の申し入れから2週間が経過すれば,労働契約が終了して,退職することができます。労働者には,退職の自由が認められているのです。また,6ヶ月間継続勤務し,8割以上出勤していれば,10日間の年次有給休暇を取得できます。土日を除く平日の10日間,年次有給休暇を取得すれば,労働契約の解約を申し入れしてから,会社に出勤することなく,退職することができるのです。このことをクライアントに説明したところ,社長とやりとりするのが苦痛ということでしたので,当職が,クライアントの退職手続きの代行をすることにしました。

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徳田 隆裕 弁護士からのコメント

まずは,会社に対して,クライアントが退職すること,年次有給休暇を取得すること,年次有給休暇の賃金を支払うこと,離職票や源泉徴収票を交付すること,今後は,クライアントに連絡することなく,弁護士に連絡することを通知する内容証明郵便を送付しました。会社からは,特に何も連絡はなく,きちんとクライアントに離職票と源泉徴収票を送り,年次有給休暇の賃金を支払ってきました。社長と連絡する必要がなく,無事に退職できて,クライアントは安心されました。退職手続きは,労働者自身で十分できますが,社長や上司がパワハラをしてくる等でご自身では退職手続きを行うのが苦痛な場合,弁護士に退職手続きを代行してもらうことが効果的です。