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<STAP問題>「小保方論文」共著者の若山照彦教授が記者会見で謝罪
2014年06月16日 14時08分

英科学誌「ネイチャー」に掲載されたSTAP細胞論文の責任著者の一人、若山照彦・山梨大教授は6月16日、同大学で記者会見を開いた。若山教授は会見の冒頭、「このような事態になってしまい、皆様に本当にご迷惑をおかけしました。心からお詫びいたします」と謝罪した。

この問題の中心人物である小保方晴子・理化学研究所ユニットリーダーは2011年4月から13年2月まで、当時理研にあった若山氏の研究室に客員研究員として在籍。若山氏は、小保方氏と共同で、「STAP細胞」をマウスの受精卵に注入し、細胞が全身に散らばった「キメラマウス」を作る実験をしていた。

13年3月に若山氏は山梨大に移ったが、今年1月に公表されたSTAP細胞論文では、小保方リーダーらとともに責任著者に名を連ねていた。しかし、今回の論文をめぐって一連の疑惑が浮上して以降、「データの信用性に問題がある」として、論文の撤回を呼びかけていた。

理研の調査委員会が今年4月1日に公表した最終報告では、共著者である若山氏と笹井芳樹副センター長について、データの正当性や正確性について自ら確認しなかったなどとして、「責任は重大」と指摘している。

(弁護士ドットコムニュース)

英科学誌「ネイチャー」に掲載されたSTAP細胞論文の責任著者の一人、若山照彦・山梨大教授は6月16日、同大学で記者会見を開いた。若山教授は会見の冒頭、「このような事態になってしまい、皆様に本当にご迷惑をおかけしました。心からお詫びいたします」と謝罪した。

この問題の中心人物である小保方晴子・理化学研究所ユニットリーダーは2011年4月から13年2月まで、当時理研にあった若山氏の研究室に客員研究員として在籍。若山氏は、小保方氏と共同で、「STAP細胞」をマウスの受精卵に注入し、細胞が全身に散らばった「キメラマウス」を作る実験をしていた。

13年3月に若山氏は山梨大に移ったが、今年1月に公表されたSTAP細胞論文では、小保方リーダーらとともに責任著者に名を連ねていた。しかし、今回の論文をめぐって一連の疑惑が浮上して以降、「データの信用性に問題がある」として、論文の撤回を呼びかけていた。

理研の調査委員会が今年4月1日に公表した最終報告では、共著者である若山氏と笹井芳樹副センター長について、データの正当性や正確性について自ら確認しなかったなどとして、「責任は重大」と指摘している。

(弁護士ドットコムニュース)

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